「安倍新政権」に課題山積

「安倍新政権」に課題山積

安倍晋三氏が自民党総裁に選出され、次の総理大臣になることが確定しました。小泉首相が積み残していく多くの問題を解決できるのでしょうか。「憲法改正を5年以内に」「まず教育基本法の改正を」という安倍氏。秋の国会では「共謀罪」や自衛隊をいつでも海外派遣できる「恒久派遣法」、さらに憲法改正にむけた「国民投票法案」など、日本のこ れからの進路を左右する重大な法案が山積みになっています。

憲法、米軍基地、自衛隊をどうするか

軍艦の写真小泉政権の外交は、アメリカへの追随姿勢が際立ち、米軍基地再編のための3兆円負担が批判を浴びました。イラクへの自衛隊派遣は国民の強い反対にあいましたが、航空自衛隊は今もってイラクで展開しています。それどころか、米軍などへの物資輸送を主任務としてイラクでの業務を拡大しています。さらに、いちいち国会で審議しなくても、世界のどこへでも自衛隊をすぐに派遣できるようにと「恒久派遣法」の検討も予定されいます。

また、米軍基地再編は、これから実施段階に移っていきます。沖縄の基地建設など、地元の反対の声も強い中で、米軍と自衛隊の連携を強める再編を進めていくのかも問題です。このように軍事力を前面に出す政策は長期的に見て日本の国益にも反することです。