オリンピック招致決議を強行へ

report90-logo.jpg東京都・石原知事がオリンピック招致の活動をしていることはよく知られていますが、都民の間では「今さらオリンピック~?」「どうせ東京には来ないんだから活動するだけお金のムダでしょ」あるいは「公共事業をやるための口実では」など、当然にも冷たい反応。

杉並区議会で一般質問に立った松尾ゆり

それで焦ったのか、いま都は各区市町村議会に「オリンピック招致を求める意見書」を上げてほしいと働きかけを強めています。杉並区議会では、会派どうしの話し合いに何度も取り上げられましたが「反対の会派もあるのだから決議は時期尚早」と見送りになってきた経過がありました。

ところが、10月3日の杉並区議会総務財政委員会で突然このオリンピック問題が議題に上がり、採択されました。

区民団体からの陳情という形での審議でしたが、実は、杉並区議会では区民の陳情・請願は、1度も審査されることなく店ざらしになるケースが多く、結局議員の改選によって無効になります(必要な場合は再度出し直す)。

採否の結論に至るまで審議されるのは全体の約1割にすぎず、杉並区では区民の請願権が著しく侵害されているといえます(こんな議会も珍しいのでは)。

そんな中、今回の陳情は提出されて即、委員会で審議となりました。破格の扱いです。なんとも異例だらけのオリンピック招致決議。このまま提出ということになれば、区議会の今後にも禍根を残します。10月17日の本会議で審議されますので、ご注目ください。