杉並区立和田中学校で実施されようとしている大手進学塾サピックスの夜間塾「夜スペ」に対して、いろいろな方からの意見が当ホームページに届いています。この問題を考える上で極めて大切な情報だと思いますので、ご紹介させて頂きます。
(挨拶に当たる部分は省略します)
【投稿】
1月23日、杉並区教委が「地元住民らによる実行委員会が主体となる学校教育外活動」と明記して回答「地元住民や保護者で作る実行委が、校舎を借りて行う学校教育外の活動とする」としたうえで、教師が教材の編集を行わないなど、学校側が夜間授業にかかわらないことにした。23日午後に正式決定し、都教委に文書で回答する。(2008年1月23日14時42分 読売新聞)
1月24日、東京都教育委員会「不適切ではないと認める」容認へ。
これまで(12月から1月23日以前)和田中が発信した内容や、テレビ新聞等の報道と1月23日の杉並区教委の回答は全然違っています。
杉並区教委が真実なら、和田中はウソつきです。和田中が真実なら杉並区教委はウソ回答を都教委にしています。
どちらが本当でしょうか?
12月、テレビ番組でこの夜間塾の報道がありました。夜間塾で使う教材は塾講師と本校教諭が開発しますといった内容の放送部分では校内の教室で(勤務時間中であろう夕方に)塾講師と教諭が話し合っているシーンが流れました。
12月24日、毎日新聞「新教育の森」では藤原校長はインタビューで「1月9日から授業が始まる。準備は進んでいるのか。」に「教材開発も順調にいっている。」と答えています。このことから明らかに教材開発は教諭がやっていると思われます。
この「新教育の森」では「大手進学塾と連携、『夜スペ』で学力を東京和田中の藤原校長に聞く」と題され「東京都杉並区立和田中学校が来年1月から始める塾講師による有料授業「夜スペシャル」に全国から注目が集まっている。公立学校と塾が本格的に連携し、受験対策もするという異例の試み。」とあり、インタビューで
▼夜スペシャルの意義は。
一言で言えば、「吹きこぼれ対策」だ。
▼「夜スペ」はいつ考案したのか。
実は11月中旬、サピックスから区内の全中学校に届いたダイレクトメールがきっかけ。
とあります。明らかに学校側が「夜スペ」に関わっている。和田中HPの中のページに「夜間塾を開きます」とありその中には12月18日校長名で塾生募集の内容の記述があります。(1月25日午前0時確認)この書面にはこのような記載もあります。
「私立を超えた公立を確立します」「塾講師を積極的に迎えて本校の教諭陣との交流を図り「塾と学校が敵対せずにがっぷり四つに組むとどれだけ教育効果が上がるのか」に挑戦します」これらは誰がやっていることでしょうか? これらの取り組みが「夜スペ」をすることだと解釈できます。
これを見ると「夜スペ」は明らかに学校がやっています。
でも、杉並区教委は学校教育外活動だと回答してます。ならば和田中学校は大ウソつきです。
1月23日杉並区教委の回答はこれまでの杉並区教委の見解とは明らかに変わりました。
NHKのニュースでみましたが、いっさい謝罪等はありませんでした。ここまでも見解を変えたのなら、はっきりこれまでとは「変えました」と発言しなければ、「この問題」の焦点がみんなに伝わりません。「ではどこがかわったのでしょうか?」
当初和田中校長は学校(公教育)ができる子の対策をしなければならぬの論調で「夜スペ」を実施するといっていました。(テレビ新聞等で)明らかに学校がその準備をしていました(ただし何か問題がおこると学校がやっていません地域本部がやっていますと)。それを杉並区教委は支援していました。
ところが今回1月23日回答には、「地元住民らによる実行委員会が主体となる学校教育外活動」「地元住民や保護者で作る実行委が、校舎を借りて行う学校教育外の活動とする」としたうえで、教師が教材の編集を行わないなど、学校側が夜間授業にかかわらないことにした。(2008年1月23日14時42分 読売新聞)
「学校教育外活動」「学校側が夜間授業にかかわらない」とはっきりいっています。
12月から1月23日以前の和田中校長の発言内容や、テレビ新聞等報道とは変わっていますよね。
今回の杉並区教委の回答内容には「学校教育外活動」が明記されましたので、その点は以前よりも格段に改善されたといえますが、まだまだ問題は残っています。杉並区教委の回答と、実質の「夜スペ」が、かなり違っているからです。
今更教材開発しないといっても、もう教諭は教材開発にかかわっています。12月のテレビ番組で、この夜間塾が取り上げられていました。夜間塾で使う教材は塾講師と本校教諭が開発するといった内容の放送の時は校内の教室で(勤務時間中であろう夕方に)塾講師と教諭が話し合っているシーンが流れましたし、他にも和田中校長の12月の時点の新聞等の記事で「教材開発も順調にいっている」ってありましたから、もうこれは十分かかわっていますとしかいいようはがありませんよね。
和田中HPの中のページに「夜間塾を開きます」とありその中には12月18日付けで校長名で塾生募集の内容の記述があります。(1月25日確認)この書面は、明らかに学校がやっている口調の説明です(ただし「地域本部主催で行います」と一ヶ所書いてあります)。
なにより本来地域がやっているなら、「地域本部」の名で募集するはずです。そこを、校長名(役職入り)で募集していて、学校がやっていませんとは、絶対いえないでしょう。
これまでこの「夜スペ」間違いなく学校がやっていました。何か問題があると「地域本部」がやっている形式をとっていました。が、1月23日からは「学校が」やってはいけません。「学校で」地域が自主的にやるのは許します。に変わりました。
でも、未だに「夜スペ」は「学校が」やっているし、ここまで「学校が」やってきたものを、地域がやっているでは、通らないと思います。だから杉並区教委は23日の回答と照らし合わせて、違反だらけの「夜スペ」には中止処分をすべきではないでしょうか?
【松尾ゆりのコメント】
ご指摘のように、杉並区教育委員会は「地域本部のとりくみ」だから公共性、公平性の点で問題ないとしています。しかし、マスコミでは「学校のとりくみ」として大々的にとりあげられています。
民間の大手進学塾サピックス(SPIXS)が区立和田中で実施する夜間塾「夜スペ」の報道では常に藤原校長が登場する一方、地域本部の責任者はまったく顔が見えません。実態は校長が主導し、「学校として」やっている事業です。区教委の言っていることは詭弁です。こうしたことがまかりとおっている杉並区の現状を看過できないと思います。
杉並区立和田中学校で実施されようとしている大手進学塾サピックスの夜間塾「夜スペ」に対して、いろいろな方からの意見が当ホームページに届いています。この問題を考える上で極めて大切な情報だと思いますので、ご紹介させて頂きます。