介護保険料引き下げを求める
松尾ゆりの杉並区議会6月議会一般質問

●介護保険への満足度が急低下!

松尾ゆりの杉並区政報告わくわくレポート杉並区が行った「高齢者実態調査」などによると、(1)介護保険への満足度が急激に下がった。前回2004年の調査では42%の人が「満足」だったのに対し「不満」の人は15%。

ところが、今回は満足30%、不満25%と、ぐっと接近。(2)保険料が高い、負担が大きいという声が多い。(3)サービスが足りない、使えないという声が多い。特に訪問介護(ホームヘルプ)について「制度が変わってから利用制限が厳しくなった」「家族がいるので使えないと言われた」「要支援だからいっしょに作業をしろといわれても、ムリ」など。

●独自サービスをひたすら削る杉並区

杉並区は介護保険料が高く、サービスが利用しにくくなっている(右上資料参照)と同時に、介護保険以外の区独自の福祉施策を削りに削っています。

たとえば、介護保険の認定が受けられなかった人のための「生活支援サービス」(ホームヘルプ)は2006年に利用資格が厳しくされ、総利用時間数は前年の 14490.5時間から567時間へと激減、たったの4%になってしまいました。

資料 杉並区介護保険事業の実績

上の数字をよく見てください。(1)認定を受ける人は増えていますが、それほど変わりません(認定自体が厳しくなっているため)(2)認定数が微増なのに「訪問介護」(ホームヘルプ)の利用数は2006年度に大きく落ち込みそのまま減っています。上記の利用制限によります。(3)ホームヘルプが使えない人が「通所介護」(デイサービス)に流れていますが、デイサービスの利用時間も減らされているため2005年の数値まで回復していません。


●介護保険料引き下げを要望する

介護保険制度見直しにあたり、(1)介護保険料の引き上げを行わないこと。また、特に低所得者に対しては引き下げること。(2)サービス提供をもっと柔軟に行うこと。(3)杉並区独自の介護サービスを充実させることを要望しました。

●「平等はまちがい」という区長

杉並の福祉が削減されてきた背景には区長の考え方があります。山田区長は予算委員会(3月)の答弁で「自由と平等は相反する価値です(中略)人間を無理やり、不平等に生まれてきているものを平等にしようなんていうことをやれば間違いが起きます」と発言しました。人間は不平等であたりまえ、平等を求めるのは間違い、という区長の思想は、憲法に規定された「健康で文化的な最低限度の生活」を否定し、人権を侵害するものです。

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