杉並わくわく会議・松尾ゆりは2月17日、杉並区議会で一般質問に立ちました。議会での質問を三つに分けて紹介します。これは草稿で実際の発言とは一部異なる部分がありますのでご了承下さい。
【議会質問】山田区長の政治姿勢 ≫
【議会質問】ボランティアと協働 ≫
【議会質問】外環道建設問題
3.外環道建設問題について
●「対応の方針」をどのように評価するか
最後に外環道問題について質問します。この問題は私で5人目なので、詳しくは繰り返しませんが、質問項目は他の方とも共通するところが多いと思います。
すなわち、
(1)国・都の「対応の方針(素案)」では、区長要望の何が満たされ、何が不十分であったか。
(2)区として国・都に対し、引き続き回答を要望しているはずだが、正式に文書で申し入れるべきではないか。
(3)国・都には、必ず事業決定前に回答するよう要求すべきであるがいかがか。
(4)今こそ区長は「着工を容認しない」と明確に意思表示すべきと考えるがいかがか。
これら4項目です。
区の担当部局はこれまで国・都に対して繰り返し説明を求め、よく努力されてきたと思います。しかし、国・都の対応はきわめて不誠実なものです。
●「あくまで素案。解決策ではない」?
国は、先日の「対応方針」の説明会の中で、「この文章はあくまでも素案であって、今の段階の見解を示したもの。解決策を示したものではない。アセスで予測評価はしたが、それで全部大丈夫といったわけではない。施工段階の管理などでちゃんとやっていく」と開き直りました。要するに、現段階で環境にあたえる影響をきちんと評価しておらず、アセスメントは全く作文であることを示したものです。環境がどうなろうと工事はやるということです。こんなに住民を愚弄した話はありません。
東京都の石原知事は、先日国土交通大臣に「21年度着工」の申しいれをしました。おそらく、今回の「対応方針」へのパブリックコメントが終了した段階で国幹会議(国土開発幹線自動車道建設会議)が開催され、遅くとも年度内に方針が決定されるものと思われます。時間はありません。
●区長は、外環着工に「待った」を
いま問われているのは杉並区の姿勢です。担当部局どうしの行政的な対応では、なかなか打開するのが難しいことがわかってきました。
着手を目前にして杉並区の行うべきことは、区長自ら乗り出して、杉並の環境とみどり、区民の生活を守るために、外環道の事業着手に待ったをかけることです。区にはまちづくり担当副区長という、他にはない専任の方もいるわけですから、お二人でぜひがんばっていただきたい。国と都の横車を許さないという杉並区民の確固たる意思を区長は明確に示すべきです。
重ねて申しますが、もう時間がありません。着工が決まってからでは遅いのです。問われているのは区長の姿勢です。区長が決断し、ストップをかける以外にありません。拱手傍観して、着工を許すならば、山田区長の失政として後世まで杉並区民の恨みをのこすことでしょう。このことを申し上げて私の一般質問を終わります。
【議会質問】ボランティアと協働 ≫ 【議会質問】外環道建設問題 ≫
