杉並区の教科書採択は8月12日です

●教科書採択は8月12日です

松尾ゆりの杉並区政報告わくわくレポート 4年前杉並区の中学校で「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書が選ばれましたが、今年は採択をあらためて行う年にあたり、12日の教育委員会で採択の審議が行われます。

 アジア侵略を「アジア解放のためだった」と正当化する「つくる会」教科書は、公立中学校の歴史教育には全くふさわしくない偏ったものです。ふつうに考えれば採択どころか、まず教科書検定を通りません。ところが、財界や政界の排外的、好戦的な人々の強いバックアップで、検定を通過し、公式の教科書として認められた結果が杉並での教科書採択です。


●教育行政に山田区長の政治介入

 「つくる会」の応援団の中には松下電器(パナソニック)や松下政経塾も入っています。松下政経塾出身の山田区長は、「つくる会」教科書が初めて登場した2001年からこの教科書を採択するために、区長の権限を最大限利用(悪用)し、教育委員には区長の思想に近い右よりの人物を選びました。このような区長の政治介入を許してきた区議会の自・公・民など「与党」、そして区の管理職の責任は重大です。


●教育委員会に声をとどけましょう

 いまからでも遅くありません。「つくる会」教科書をやめてほしいという区民の声を、郵便、メール、ファクスで教育委員会、各教育委員に届けましょう。

杉並区教育委員会ホームページ≫
杉並区教育委員会委員≫

また、12日採択当日は、2時から審議があります。
傍聴希望者は1時から1時40分までに教育委員会へ。


●横浜・中田市長辞任! 杉並は?

 7月28日中田横浜市長辞任との報道が流れました。その理由は「首長連合」に専念するためとも、スキャンダルや横浜開港150年記念「開国博」の失敗などとも言われますが、杉並区民として見逃せないのは「山田杉並区長らと立ち上げる政治団体」。

 山田区長が新しい国民運動を目指していることはこのレポートでもお知らせしてきましたが、秋に「よい国つくろう日本国民会議」として旗揚げするとのこと。この会の仕事が忙しくて中田さんが市長をやっていられないほどだとすれば、山田区長も辞任して手伝ってあげればいいのではないでしょうか。

 先日、横浜市が「つくる会」教科書(自由社版)を採択したところですが、こんな大変な「置きみやげ」をおいて責任を放棄する中田氏は所詮横浜市民のことなど考えていないのでしょう。杉並区も同様です。