この会議録速報は録音テープを元に杉並わくわく会議の責任で作成・掲載したもので、公式の会議録ではありません。
(1)予算委員会での会議録速報(3月4日)
地域区民センターの民間委託
松尾:地域区民センターの民間委託についてうかがいます。
セシオン杉並などの施設の問題が起きました。その後の話ですけれども、先日他の委員の質問で、9月から事業者が変わったけれども、さらにトラブルが続いているということが出ましたが、どういうトラブルがありましたでしょうか。
答弁(北風地域課長):いわゆる出退勤システムによる修正データの遅れによって、賃金の一部の支払いが遅れたということ。それから、まあ、これは、いわゆる役職手当分について、一部、約束したにも関わらず支払われていなかったということですけれども、これについては事実誤認があったように聞いています。
それから、いわゆる常勤雇用であった者について勤務日数が減ったことによって、その分が減らされて給与が支払われていたというようなことがあったと聞いています。
松尾:それらの問題なんですけれども、現在は解決しているという認識ですか。
答弁(北風地域課長):解決しているというふうに認識してございます。
松尾:先月の末のお給料の支払いによってですね、また、ここでですね、問題が起きているということなんですが、ご存じですか。
答弁(北風地域課長):年休処理が大変一時に多く出て、処理が間に合わなくて、若干給与の支払いが遅れているという話は聞いてございます。
松尾:私が聞いたところによるとですね、残業代が出てないという話があるんですが。
答弁(北風地域課長):残業代については、現場責任者がチェックをして支払うものであるというふうに聞いていますが、その処理が、多大、まあ、想定し得ないような年休処理がきて、間に合わなかったというようなことを聞いています。
松尾:間に合わなくていいんですか。
答弁(北風地域課長):遺憾に思ってございます。
松尾:すでに東宝クリーンサービスの問題で、あれだけ大きな社会的問題になっているんですけれども、その後を受けた業者が数々のトラブルを起こしていることについて、なぜこんなに対応が遅れるのか、ご意見をうかがいます。
答弁(北風地域課長):トラブルというか、事務処理上の問題だと思っていますけれども、今回の2月分支給の分につきましても、その会社が処理できる能力を超えたような有給休暇の申請があって、こういうことになったというふうに聞いています。
松尾:能力を超えるとか、十分に対応すべき責任がありますよね、企業にね。それから、それを指導する責任が区にあると思いますが。
答弁(北風地域課長):2月中に1回口頭注意してございます。
松尾:あの、そんなひどい答弁が出てくると思わなかったんで、ちょっとびっくりしてるんですけど、あれだけの大きな問題になってね、この同じ施設でですよ、同じ施設で給与に関する問題がまた続いているっていうのは、どういうことなんですか。
答弁(北風地域課長):今回の場合、事務処理上の問題というふうに聞いてございます。
松尾:これね、区の管理不行き届きですよ。そういうことじゃありませんか。
答弁(北風地域課長):そのようには承知してございません。
松尾:同じ事業者が、西荻のセンターも受けています。そちらではトラブルないでしょうか。
答弁(北風地域課長):今回2月の支払いについては一部遅れていますけれども、特に問題になっているというふうには聞いてございません。
松尾:給与の支払いの遅れっていうのは、立派な法令違反ですが、このことによって解約等は考えられませんか。
答弁(北風地域課長):特に考えてございません。
松尾:こういう全く反省のない態度は本当に許せないと思います。
続いて、今の業者に決定した経緯ですけれども、東宝を契約解除したときに、どのように決めましたか。
答弁(関谷経理課長):9月の17日付けで契約が終わりましたので、9月18日からということで、過去の受注実績と履行の状態、それを勘案して随意契約をしたということでございます。
松尾:そのとき、私、入札をしないんですかと聞いたんですけど、やらなかったってことで、なんで入札にしなかったんですか。
答弁(関谷経理課長):事業者の申し出があってから、入札を実施して、すぐ引き継ぐという、いとまがないということでございます。
松尾:他区にも同じ事故が起きたわけで、たとえば確か足立区だったと思うんですけど、倒産後1か月、前の業者の倒産後1か月ぐらいはですね、直接雇用として区が雇い入れ、その間に新しく入札を行っているとういケースがあります。緊急でも、そういうやり方もできたんではないでしょうか。
答弁(関谷経理課長):今回、半月程度しか時間のゆとりがなかったということでございます。こうしたときに、入札するいとまがないということで、法令に基づいて随意契約を行ったということでございます。
松尾:あの、いま1か月といいましたが、3月まで直接雇用をして、新たな年度で入札をしなおすという自治体もあるんですが、そういうやり方もできたのではないでしょうか。
答弁(関谷経理課長):当区ではそういうふうなやり方をとらなかったということでございます。
松尾:そういうふうなやり方をとらなかったがために、今回のようなトラブルが起きちゃったというふうに私は認識をしております。
それから、続けますが、今回新たに、新年度の事業者が決まったということですけれども、予定価格、入札額、落札率はいかがでしょうか。
答弁(関谷経理課長):ちょっと今日は資料を持ち合わせてなくて、おおよそでございますけども。高橋興業株式会社というところが受託しておりまして、七千…。
答弁(北風地域課長):予定金額8600万余、契約金額が7800万余でございます。
答弁(関谷経理課長):落札率は約、概算ですけれども90%でございます。
松尾:東宝クリーンサービスが落札したときの同じく予定価格や落札率はわかりますか。
答弁(関谷経理課長)東宝クリーンサービスの場合は70.1%でございました。
松尾:落札率は上がってるんですけれども、価格が100万円ぐらい下がってるんですよね。要するに予定価格がぐっと下がっているようなんですが、予定価格をお下げになったというのはどういう理由なんでしょうか。
答弁(北風地域課長):これまでの契約実績にもとづいて、こういう金額になったものでございます。
松尾:委託が始まりましてから、各地域センターの委託料がずいぶん下がっているように思います。委託の初年度と現在を比較して、だいたいどのくらい下がったか、おわかりでしょうか。
答弁(北風地域課長):申し訳ございません。資料ございません。
松尾:あの、私がいただいた資料でざっと計算してみましたところね、全体を合計しまして、7割強ぐらいのところまで落ちているんですよ。別の委員からも、質問のあったところですけれども、やはり委託料が落ちていることによって、現場の方たちの賃金がずうっと下がってきているという現状があるわけですよね。
不況下で官公需の役割というのは非常に大きいと思いますが、このように、調達価格が下がってくることは、区民の生活にも大変大きな影響を与えていると。この区民センターの例はその一例だと思います。その点について、改善方、役所のほうでは、どのようにお考えでしょうか。
答弁(関谷経理課長):経年的に競争が激しくなってきているということは、これは事実でございます。予定価格も、様々、それぞれの実績をみたり、積算をして設定するということでございますけれども、基本的には前年度の実績を見て積算をしていくわけでございますけれども、その辺は、最低制限価格、今、上限を撤廃してございます。そういうところで、基本的に履行の質が落ちないように担保しているということでございます。
