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杉並区政レポートNo.11
 

総選挙が終わりました

  日本の政治はこれからどうなるのでしょう? 「二大政党制へ」「マニフェスト選挙」と言われましたが、この結果、どのように見たら良いのでしょうか。たしかに二大政党に近い形にはなってきたようです。しかし、それでは自民党や民主党が大きく支持を伸ばしたかというと、実はそれほどでもありません。合併効果が期待された民主党ですが、議席は40も増やしましたが、比例区での得票率はわずかに1ポイント増えただけです(前回民主党+自由党票=31%、今回民主党票=36.7%)。意外に支持率が伸びていないことがわかります。  
 
 注目されるのは、投票率が6割を割り込んだこと。史上2番目の低投票率でした。マスコミで「政権選択」と騒がれたわりに、選挙民は冷めていたわけです。それは何故でしょう。  今、経済的にも外交・防衛の面でも、日本は大きな岐路に立たされています。やや景気が上向いているとはいえ、依然、生活や営業は厳しく、福祉は?税金は?どうなるの?と皆が不安に思っているとき、そして、イラクへの自衛隊派遣や米軍への5億ドルの支援と、日本外交の自主性が問題になっているとき、そうした重大な問題が国政選挙の明確な争点にならず、どちらを選んでも同じ。そんな「二大政党制」選挙だったのではないでしょうか。それでは投票率も下がるというものです。  

  私たちの生活を守り、平和を守る政治は、私たち自身が地域から声をあげて作り出していく以外にないのでは、と思うのです。


<総選挙データ>

投票率:選挙区59.86% 比例区59.81% 東京8区(杉並区)の結果 当 石原伸晃(自民)136,429   鈴木盛夫(民主) 78,007   沢田俊史(共産) 17,572   杉山章子(社民) 16,156

選挙結果:議席数(改選前) 自民党 237(247) 社民党  6(18) 民主党 177(137) 保守新党 4( 9) 公明党  34( 31) その他  2( 8) 共産党   9( 20) 無所属 11( 5) 比例区:得票率、

得票数:今回(前回) 自民党 35.0%、20,660,185(28.3%、16,943,425) 民主党 37.4%、22,095,636(36.2%、21,657,480) 公明党 14.8%、 8,733,444 (13.0%、 7,792,032) 共産党  7.8%、 4,522,176 (11.2%、 6,719,016) 社民党  5.1%、 3,027,390 ( 9.4%、 5,603,680) (民主党の前回は自由党+民主党)

  ●年金改革厚生労働省案が提示されました 年金保険料が収入の20%に!?  

 選挙が終わったら、いよいよ年金改革が出てきました。すでに今年から、ボーナスからも年金保険料が引かれるようになり、国民の負担は増えています。さらに保険料が上がっていくことになるのでしょうか。  さらに、政府税調では、来年度から個人住民税の引き上げも検討されるとのこと。  財界からは、昨年来しきりに消費税を引き上げろという声が出ています。どちらへ向かっても負担増しかないのでしょうか。  その前に行革をという声に応えるはずだった「改革政治」なのですが……。

  <厚労省案のポイント> 負担  基礎(国民)年金の国庫負担割合  ・3分の1→2分の1へ  保険料率  ・厚生年金(労使折半):収入の13.58%→20%   (2004年10月から毎年0.354%引き上げ)  ・国民年金:月額13,300円→17,300円   (2005年4月から2011年度まで毎年600円引上げ)  

  現在約150兆円ある積立金を取り崩し  →2100年に給付費の1年分(約25兆円)に 給付  ・現役世代手取り年収の59.4%→50% *18日の経済財政諮問会議では負担が重すぎるとして、料率を16%にという声が出たそうです。でも、その場合は給付が現役の40%程度に減ってしまいます。



元気がわく町 希望がわく政治
杉並わくわく会議 代表 松尾 ゆり tel 5930-3181
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