外郭環状道「地域の話し合い」に出席します
善福寺にインターチェンジを造るという、とんでもない計画を含む「外郭環状道」に関する「地域ごとの話し合い」、杉並区では5月28・31日の2回にわたり西荻地域区民センターで開かれます(それぞれ夜6時〜8時、各回先着順50名傍聴可能)。
ちょうど一年前、突然インターチェンジについての説明会が開かれました。地元のみなさんは口々に「こんな良い環境を壊してまで今の時代に高速道路は必要ない」と発言、署名運動などが活発に行われました。
杉並わくわく会議も署名活動を行い、皆様にご協力いただきました。今回の話し合いでは31日に発言者として代表・松尾ゆりが出席します。
今回の話し合いは、東京都と国が主催して住民と話し合いを続けてきたPI協議会の活動の一環として行われるものですが、PI協議会自体はまだ「外環の必要性」の是非をめぐって話し合いの最中で、建設という結論は出ていません。今回「地域ごとの課題を話し合う」と、まるで建設を前提にしたかのような会がもたれることに、不信感がつのっています。
昨年夏には建設を前提とした「環境アセスメント」の手続きも始まっており、PI協議会での住民の声を無視する形で、なしくずしに建設への動きは早まっています。
財政難を訴えつつ、他方で不要不急の高速道路建設を急ぐのは矛盾しています。国と東京都の意図は、公共事業による利権ではないでしょうか。一部のゼネコンがうるおうために、貴重な自然環境が未来永劫破壊されることには納得するわけにはいきません。
区民の皆さんが注目してくださるよう訴えます。
杉並病の解決は「ガス化溶融炉」で!?
「杉並病をなくす市民連絡会」による健康調査の結果、杉並病は解決どころか、広がり、重症化していることが明らかになったばかりですが、杉並区では高井戸清掃工場の建て替え時(今後8〜10年前後)、「ガス化溶融炉」への建て替えが計画されていることがわかりました。
区の「一般廃棄物処理基本計画(2003〜2017)」では、10年かけて不燃ごみを5分の1に削減、「杉並中継所を不要なものにする」と定めていますが、現実味の薄い数字です。しかし「冷蔵庫も1時間で気体に」という強力な「ガス化溶融炉」であれば、たしかに中継所は必要なくなるでしょう。問題はこの「溶融炉」が極めて危険なものだということです。
世田谷区ではいま、清掃工場のとりこわしと「溶融炉」建設が大変な問題になっています。杉並区も対岸の火事ではありません。
[杉並病被害の実態]
「市民連絡会」の調査には400名あまりの回答がよせられ、
(1)最近5年間に転居してきた人にも多数の健康不調が発生。
(2)子ども、高校生から20代の若い人たちにも健康不調が多発している。環境ホルモンの影響も
出ている(女性のひげや生理不順など)。
(3)杉並病の特徴といわれる「針がささるような痛み」や強い倦怠感を訴える人が多い。また、重症化
している人が増加などが明らかになった。
[ガス化溶融炉とは]
従来の焼却炉と違い、1300〜1800度の高温でごみを「溶かす」炉。高温なのでダイオキシンが出ないというのが売りだが、そのかわり金属だろうがプラスチックだろうがなんでも溶かしてしまうので大気中に重金属などが放出されてしまう(ガスなのでフィルターにかからない)。東京ではすでに板橋と多摩で稼働しているが、その他にも世田谷を含め数カ所が建設中。