あらためて「自衛隊は撤退を!」
イラクで拘束されていた香田証生さんが殺害されたことがわかりました。言葉にならない怒りと悲しみを感じます。この事件をめぐっては、いま、国会で、政府の対応が妥当だったのかどうかの議論が行われていますが、もともと、国民世論の反対をおしきって自衛隊を派遣したことが、これまでの人質事件や殺害事件も含めて、日本人に対する攻撃の動機となっていることは明らかです。
一方、サマワの自衛隊基地に対する攻撃もあいつぎ、砲弾が着弾する事件も起きました。
今年自衛隊が派遣されて以来、イラクの情勢は悪化する一方で、自民党の内部にすら撤退論が出ているくらいです。
イラク特別措置法では派遣の期限は12月14日と決められています。小泉首相はこの期間を延長する考えのようですが、現在のイラク情勢に鑑みれば、遅くとも期限までには撤退するのが当然といえます。
政府部内でも、細田官房長官は(今後自衛隊に対する攻撃が続けば)「戦闘地域となる可能性もある」という見解を示しており、「非戦闘地域」にしか派遣できない特措法に従えば撤退しなくてはならないことになります。
「大量破壊兵器は存在しない」ことをアメリカ自身が認めた今日、イラクに対する戦争の大義名分は全くなくなりました。日本は自衛隊を撤退させるべきです。
自衛隊が派遣されなければ、香田さんも、またこの間犠牲となった外交官やジャーナリストも亡くなることはなかったのです。
レジ袋税、いまさら実施!?
2年前、世論を二分する中で制定された「レジ袋税(すぎなみ環境目的税)」条例。スーパー・コンビニはもちろん、お豆腐1つ買っても袋をもらえば5円税金を払うというもので、消費者からも商店からも疑問の声が大きく今のところ実施はされていません。
しかし、マイバッグの持参率が伸びないということで「レジ袋削減推進協議会」が区長に対し条例の施行を要請する予定です。
小さな商店ほど事務負担感が大きく、またお客さんから税が取りにくい、区境では隣接区に消費者が流れてしまう、こうした問題点がある一方、環境への効果が本当にあるのかどうかもわからないレジ袋税。環境問題をレジ袋削減にすり替え、杉並病の解決にもきちんと取り組もうとしない区の姿勢そのものに非常に問題があります。
「環境目的税条例」には付帯決議として「地域経済、ごみの減量状況などをよく検討した上で実施すること」と書かれています。検討してみればその答えは明らかではないでしょうか。
介護保険料20歳から徴収へ?
来年度へ向けて介護保険の見直しが水面下で進められていますが、厚生労働省は20歳から保険料を徴収する方針で試算を発表しました。これによると、2006年度から徴収するとして
[20〜39歳の人は40〜64歳の半額のケース]
2006年月額1700円 → 2012年度には2300円
(40〜64歳の人はこの倍額
[20歳以上の人は全員同額のケース]
2006年月額2800円 → 2012年度には3900円
となります。(本人負担はこの金額の半分)
すでに年金保険料の引き上げや所得税の「特別配偶者控除」の廃止が行われ、さらに、これから「特別減税」の廃止、「給与所得控除」の縮小などが計画されています。消費税については閣僚の中からも、小泉首相退任後の07年からの引き上げが公言され始めています。さらに、
[杉並区の負担増提案]
杉並区の行政改革計画の中では、家庭ごみ収集の有料化、保育料の引き上げ、幼稚園保護者への補助金削減などが俎上に上がっています。
そしてレジ袋税も……??
元気がわく町 希望がわく政治
杉並わくわく会議 代表 松尾 ゆり tel 5930-3181
杉並わくわく会議 区政レポートNo.33