杉並わくわく会議
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杉並区政レポートNo,42

失敗にもこりず学童クラブ民営化

 昨年、委託予定のNPOが辞退したため延期を余儀なくされた和泉北・新泉学童クラブ民営化。失敗したにもかかわらず、何の改善もなく、再度民営化が進められようとしています(今回は新泉・松ノ木の両クラブを委託予定)。
 和泉北・新泉クラブの保護者の意見書によれば、

○区の委託費では、運営・管理のための人件費がまかなえず、雇用条件も不透明であった(給与・賞与 等が明確でなく、1年のみの契約)にもかかわらず、保育・運営全般を任され、NPOは、その負担の大 きさゆえに辞退した。
○現場における「引き継ぎ期間」2ヶ月のうち、新採用職員4名中の3名は、数回しか当該クラブに来てい ない。
○区は保護者に対して「保育の質を下げない」と約束したのに「委託先の業務内容に口を挟めない」と沈黙。 という経過だったということです。
 
 さらに保護者のみなさんは「支出削減優先の民営化政策に対して、急速に不安の輪が広がっています」としています。
 
 民営化すればすべてがうまくいくわけではありません。改めて、どうしても民営化をするというのなら、前回の失敗を繰り返さない保証が必要です。
 なお、学童クラブの民営化については、3月11日から13日にかけて区内4カ所で「意見交換会」が開催されます。
(上記意見書全文は当会HP内「わくわくの日々」に掲載)

荻窪南口通りは一方通行で

 2月18日の区議会で、現在工事中の荻窪南口駅前通り(補助131号線)は当面1年間一方通行とすることを区長が表明しました。
 
 この間、すずらん通り商店街を中心とする地元の方々が「道路が狭いのに相互通行は危険、環境にも悪影響」と心配し、地元7町会の正副会長がそろって区長に「一方通行維持を求める」と申し入れに行くなど、地元が一丸となって住民運動が行われてきました
 
 荻窪の街をめぐっては「デパートや映画館を林立させ、新宿のような繁華街に」という開発をめざす意見もあり、しかし他方、今の落ち着いた住宅街を守りたい住民の意思も無視できません。そこで「当面1年一方通行」という判断になったわけです。街の未来像をめぐって、住民が主人公としてじっくり考えていく時期にきているのではないでしょうか。

憲法に明記しなくても「集団的自衛権」合憲に?

 自民党の憲法改正試案の輪郭が明らかになってきました。「憲法には明記しないけれど集団的自衛権を認める」、そのために「安全保障基本法」を定めるそうです。そうするとこれからは「憲法に書かれていないけど合憲」とか「違憲」とかいう話になるのでしょうか。それって本当に法治国家?
[自民党改正案のおもなポイント]

・9条1項の「戦争放棄」規定は堅持するが、「集団的自衛権」の行使を容認。自衛隊による国際貢献は積極的に推進。9条2項「戦力の不保持」規定を見直して自衛力の保持を明記。
・前文は全面的に書き直し、日本の歴史、伝統を表現する。
「国民の権利・義務」として「国防の責務」を盛り込む。
・「信教の自由」(20条)では「政教分離」原則を緩和。国による玉ぐし料支出や宮中祭祀への関与を認める方向

都立高校でびらまき逮捕

 都立高校の門前でびらまきをした人がなんと「校長に通報されて逮捕」というとんでもない事件が続いています。町田市・野津田高校、江戸川区・篠崎高校、葛飾区・農産高校。いずれも卒業式にむけて「日の丸・君が代」の強制に反対するびらを配っていた人です。ある校長は「予備校のちらしならかまわないが卒業式のことなので警察をよんだ」と語ったそうです。野津田高校で逮捕された人たちは当然ながら2日後釈放されています。都教委は高校に対し「警察をよべ」と指導し警察からも要請があるそうです。上からいわれて思想統制に加担する校長を教育者とはとうてい呼べません。これは脅しです。
 
 なぜ「日の丸・君が代」を「国旗・国歌」とよぶ気になれなず、誇りをもてないのか。強制する前にその理由を考えてほしいものです。過去の戦争をきちんと清算していないという問題はもちろんですが、それだけじゃない。今のこの国が誇りをもてるような状態じゃないわけですから。根本的にそっちが問題なんだと思いますが。

 

元気がわく町 希望がわく政治
杉並わくわく会議 代表 松尾 ゆり tel 5930-3181
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