靖国問題は内政干渉??
日韓・日中関係が冷え込む大きな原因となった小泉首相の靖国神社参拝。16日には首相自身が「戦没者に対する追悼の仕方に他国が干渉すべきではない。いつ行くかは適切に判断する」と発言、武部自民党幹事長は訪中時に「内政干渉」と発言し、これらが中国・呉儀副首相の会談キャンセルの原因になったと言われて、日中間の大きな問題となっています。
そもそも政教分離の観点から問題がある首相の靖国神社参拝については、多くの違憲訴訟も行われ、昨年は福岡地裁で違憲判決も出されています。
戦後、日本は国民主権国家になったはずなのに、戦前の国家神道の中心であった靖国神社を拝むこと自体がおかしなことです。
また、中国の主張は「A級戦犯が祀られている神社に参拝するのはおかしい」というものです。これに対しては首相は、日本では人は死んだら皆仏になる、敵味方なく祀るのだ、と反論していますが、実際には、明治以来の国家に反逆した、例えば西郷隆盛などは逆賊ですから靖国には祀られませんので、それはちょっと無理があります。
杉並わくわく会議の周辺でも「小泉さんはわざと中国がいやがることを言っているよね」「中国と仲良くしないでこれから先どうやっていくんだろうか」と話しています。
ある方のメッセージです→「(いじめられたら)ごめんと言われても、そう簡単に信じないし、許せないと思う。それと同じで、完璧な反省の姿勢と行動がないと、反省の気持ちって被害者には、伝わらない。ごめん、ごめんと言って、お金をくれても、だめ。小泉さんは、アメリカのイラク攻撃も止めなかったし、二度と戦争はしたくないという言葉は、アジアの人から見ると嘘に見えるのではないかしら。」
<中学校教科書採択は今年です!>(2)「自虐」
「教科書問題」といわれる論争は戦後いろいろありました(家永教科書裁判や「侵略−進出」問題など)が、ここ数年社会問題となっているのは「新しい教科書をつくる会」の歴史教科書、公民教科書の是非をめぐっての論争です。
「歴史教科書は自虐史観に毒されている」と主張する藤岡信勝氏らが「自由主義史観」を提唱し、その後「つくる会」の教科書制作へと引き継がれていきました。「つくる会」の趣意書には「戦後の歴史教育は、日本人が受けつぐべき文化と伝統を忘れ、日本人の誇りを失わせるものでした。……冷戦終結後は、この自虐的傾向がさらに強まり、現行の歴史教科書は旧敵国のプロパガンダをそのまま事実として記述するまでになっています。」と述べています。
「自虐的」と言われているのは、従軍慰安婦や南京大虐殺、強制連行などの記述のことでしょうが、それらを直視することが国民としての「自虐」なのでしょうか。むしろ過去に犯した国家的犯罪を隠蔽することのほうが恥ずべきです。
やったことを「やっていない」と言い張ったり「やられる方が悪い」と居直るような国だから、日本に誇りが持てない、というのが実感なのですが。
元気がわく町 希望がわく政治
杉並わくわく会議 代表 松尾 ゆり tel 5930-3181
杉並わくわく会議 区政レポートNo.46
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