暑中お見舞い申し上げます。長かった梅雨が終わり、ようやく夏がやってきました。
残念ながらいいニュースがありません。イスラエルのガザ、レバノン攻撃。「しばらくニュースを見なかったら、いつのまにこんな、底が抜けたような戦争状態になってるわけ!? 国連施設を爆撃って何!?」と友人。全くです。しかもアメリカの反対で非難決議もできず。アメリカをまきこんでシリアやイランに対する本格的な戦争になる恐れも出てきました。
一方、日本は7月初めの北朝鮮ミサイル発射に揺れました。その中で、政府・与党から「敵基地攻撃論」が出てきました。アジアの国々はこれに対して強い警戒感をもって見ています。感情的な「敵」づくりではなく、平和構築のための外交が求められています。
私たちの生活をめぐっては、増税、負担増が目白押し。特に高齢者の方にとっては、大変な増税になりました。さらに、介護保険は使いづらくなりましたし、4月から施行された「障害者自立支援法」も障害をもつ方の生活を土台から揺るがすものとなっています。
大きな問題も小さな問題も、私たち市民が声を上げることなしに解決できないと思います。
杉並わくわく会議・松尾ゆりは地域から政治を変えるため、全力でがんばってまいります。
皆様のいっそうのご支援・ご指導をよろしくお願い申し上げます。
陸上自衛隊はイラク撤退、航空自衛隊は
イラク・サマワに駐留していた陸上自衛隊は撤退を完了して帰国しました。他方、航空自衛隊は、これまでクェートからイラクへの物資輸送を行っていましたが、今後、業務を拡大、バグダッドなどイラク北部も含む輸送活動を行うことになります。今後は米軍を中心とする多国籍軍のための輸送となり、軍事的な後方支援であることは、いっそう明白になります。さらに、イスラエルの仕掛けた戦争が拡大していきアメリカが参戦することにでもなるならば、イラクでの活動が、その後方支援になる危険性もあります。一日も早く撤退すべきです。
杉並の環境が危ない!
<外環道>6月「外郭環状道」建設の説明会が行われました。外環道の大泉以西の路線は30年以上も前に、地元(善福寺など)から強い反対運動がおこり、事実上の建設中止に追い込まれていましたが、石原都知事が計画を再開するための手続きを開始しました。
今回の計画では外環道自体は地下50mという深いところに通し、同時に地上部には、平行して新しい道路を造る計画で、多数の家屋が立ち退きを迫られます。さらに杉並区が反対している青梅街道インターチェンジも作られることになりました。
説明会では、多くの区民から地下水など環境への影響を心配する声が出されていましたが、国・都は「影響ない」「決まったことだから」の一点ばりで、区民の不安に応える姿勢は全くみられませんでした。
<三井グランド跡地>環境や防災面からの住民の反対にもかかわらず、区と東京都は用途地域の変更や区画整理事業を認可。三井側は工事に着手しました。地元の方々が事業認可取り消し、建築確認の差し止めを求めて提訴しています。
<荻窪南口駅前通り>昨年10月、長かった工事が終わり、全面開通した駅前通り(補助131号線)。以前より少し広くなった道路に、やっと安心して通れると思っている方も多いのではないでしょうか。
ところが、現在一方通行のこの道路を相互通行にすることが計画されています。青梅街道から荻窪駅前への進入が可能になれば、駅前の交通量が増え、自家用車などがすれ違う際の事故や混乱がおきる可能性があります。地元町会もあげて反対を表明しています。
<杉並病>「杉並病をなくす市民連絡会」は第二回健康調査を行いました。「杉並病」の発症はいまも続いており、被害はいっそう重症化し、きわめて深刻な状態であることがあらためて明らかになりました。がんや心臓病、喘息、呼吸困難などの命に関わる病気になっている方、また家族や周りの方が亡くなったという声。井草の空気がおかしい、周囲の木が枯れた、との声も多数ありました。
「母の死をまねいたのは、ここの異様な空気だった」「1歳の息子が喘息で7回目の入院」「近所にがんが多発するのは中継所が原因なのでは」というコメントを安全宣言した区長はどう読むのでしょうか。
プラスチックごみ 杉並清掃工場では、今年度から試行的にプラスチックごみを燃やすことになりました。23区の会議で山田区長が引き受けてきてしまったのです。ダイオキシンや重金属などの放出への対策が全くないままに行われるのですから、区民はモルモット!?
「思いつき」教育改革
杉並区は、次々に新しい教育政策を打ち出しています。小中一貫教育、地域運営学校、そして4月開校した教師養成塾「師範館」等々。しかし、小中一貫教育ではプログラムを作っていた三菱総研が撤退、現在は「学期に1回の合同の部活ぐらいが連携教育」(関係者)で何が一貫なのかわからない状態。地域運営学校では教育委員会や校長との権限の割り当てが混乱しています。鳴り物入りでスタートした「師範館」は、「天の命ずるところに従う」というその内容のあまりの古くささに退学する人が相次ぐ始末。
選挙目当てに目新しい事業を追うのでは予算のムダです。派手ではなくても、日々の授業をきちんとやってもらいたい、というのが保護者の本音です。
元気がわく町 希望がわく政治
杉並わくわく会議 代表 松尾 ゆり tel 5930-3181
杉並わくわく会議 区政レポート 2006夏号