松尾ゆり
わくわくの日々

山田区長が辞任 7月11日はトリプル選挙

●2010-06-22

 先に「杉並わくわく会議と松尾ゆりは、山田区長に辞任を求める要請書を出しました」とお知らせしましたが、5月25日、山田前区長は緊急記者会見を開き、参院選出馬のために区長を辞任すると発表しました。私たちは、提出した要請書の趣旨に沿うものとして、この辞任を歓迎しました。

 5月31日、杉並区議会で辞任期日が承認され山田区長は辞任しました。11年にあまり続いた山田区政がついに終わりました。後任区長の選挙は7月11日、参議院議員選挙と同時に行われます。また、区議会の補欠選挙も行われます。

杉並区長選に対する杉並わくわく会議・松尾ゆりの態度

 私たちは、今回区長選に候補者を擁立しません。また、推薦・支持もいたしません。

 どんな方が立候補し、どなたが区長に当選しようとも、私たちが区民として望む新しい杉並区のあり方を候補者の皆さんと新しい区長に訴え、求めていきたいと思います。

 選挙に対しては中立ですが、第一に山田区政11年の悪弊を絶ち、区政を刷新することを私たちは望んでいます。そのためには、新区長の政策だけでなく、区民が主人公として「私たち区民がのぞむ区政」の姿を描くことこそ大事で、杉並区政を築いていく基と考えます。

杉並区民の皆様、生活環境や活動分野により、さまざまな課題を持っておられることと思います。新区長の選出を待つだけでなく、私たち区民自身が知恵を出し合って、新しい杉並を築いていきましょう。

 「杉並わくわく会議」は、杉並区長選にあたり、私たちの「めざす区政」の姿をまとめました。区内の様々な分野で運動し、活躍しておられる方々のご協力をあおぎ、4回の学習と討論の会を開いて、共同で作り上げたものです。 「私たちの候補者がいるとするなら、こんなマニフェストをかかげてほしい」という気持ちで作りました。ですから、内容は、できるだけ区政の全体像に迫ることを追求し、かつ幅広い区民が共感できるものをと工夫したつもりです。この文書は、5人の杉並区長選候補者全員にお届けしました。


「杉並わくわく会議」と有志による区政政策プロジェクト (2010年7月3日)