松尾ゆり
わくわくの日々

杉並区政における民主主義について

●2016-09-14

 2016年9月13日、区議会第三回定例会本会議において一般質問を行いました。今回は「杉並区政における民主主義について」と「区立施設再編整備計画について」の2つです。
 この夏、公園や学校をめぐって起きた事件について報告させていただきました。どれひとつとっても「事件」と呼ぶのがふさわしく、行政の人がこんなことをするのかと愕然とすることばかりでした。選挙で選ばれた区長といっても、支持した人は有権者の1割余です。区長の意思を遂行することが区民の意思と対立する場合には、行政は慎重であるべきで、住民を愚弄する行為の数々は本当に許せません。詳しくは下記をお読みください(以下は原稿です。実際の発言は原稿と異なるところもあります)。
 答弁はあとで掲載しますが、「公園を今後転用することのないように」という質問に対して「保育園隣接の児童遊園などを使うことはありうる」との答弁にげっそりしました。

【1】杉並区政における民主主義について

 一般質問をいたします。まず、杉並区政における民主主義について質問します。昨年第二回定例会の一般質問において、私は沖縄県の翁長県知事の言葉「沖縄の民主主義は神話か」をひいて「杉並の民主主義も神話か」と問いかけました。危惧していたことが、いま、現実になってしまいました。

 この夏杉並で起きたことを話すと、聞いた人は「沖縄で起きていることと同じね」といいます。沖縄の地方自治と住民主権を無視した基地建設強行と、この夏、杉並で起きたことは、ことの大きさは違っても、根は同じです。何が起きたのか。報告の上で、区長の見解をただしたいと思います。

● 公園が廃止され、木々が伐採された

 8月1日保育園建設予定地の公園が封鎖されました。そして、井草地域区民センター中庭、久我山東原公園、向井公園の解体が順次始まりました。それぞれの公園で大きな木が容赦なく次々にチェーンソーで切り倒されていきました。何十年もかかって育ってきた木です。向井公園では、伐採開始と通知された18日、近所の方が盛り塩をし、お酒でお清めをして、木々の魂を鎮めました。「守ってあげられなくてごめんなさい」と黙とうを捧げました。しかし、伐採作業は、お隣の保育園の子どもたちの目の前で繰り広げられ、ときには木が蹴り倒されるシーンさえもありました。自然に対する畏敬の念、などという子どもたちへの教えは消し飛んでしまうような情景です。

 公園だけではありません。同じころ科学館の解体が始まりました。真っ先に切られたのは入口の源平桃だったとのことです。あれだけたくさんの木はこれから全部切られて更地にされてしまうそうです。特養ホームができるのなら、その入所者の方々にとっても大きな木はなぐさめになったでしょうに、区は残そうとはしません。改築をめざす桃二小でも夏休みの校庭を利用する子どもたちの目の前で大きな木が次々に切られました。住民のいこいであり同胞であった木々はごみのように処分されていきました。

● 子どもの姿が消えた…

 木が切られただけではありません。例年であれば夏休みの子どもたちで毎日真っ暗になるまでにぎわっていた公園の廃止によって、子どもの姿が町から消えました。子どもたちはどこへ行ったのでしょう。

 向井公園がなくなったので、大きな道路や線路をわたって隣の学区の公園に行った子もいましたが、違う学校の知らない子ばかりで遊べなかった、中にはいやな目にあって行けなくなった子もいたそうです。桃五小の夏休み校庭開放は例年通りの日数しかなく、しかも芝生の養生のため広いグラウンドは使えません。ボールを持って通りをさまよう子どもの姿、しかたなく路上でリフティングをしていた、家でゲームやスマホをいじっている時間が長かった、などとうかがいました。久我山東原公園も向井公園も、代替地は、木の一本もないただの空き地。夏休みなのに、遊ぶ子どもの姿は全く見られませんでした。

● これからも公園はつぶす?

 先日、向井公園の近隣の人がご近所の区長と偶然出会ってお話を聞いたところ、区長は「これからも公園はどんどんつぶしていく」とおっしゃったそうです。午前の部長答弁では「今後はそのようなことのないよう計画的にやります」ということで、それは当然のことだと思いますが、区長の思いは違うのでしょうか。

 そこで確認ですが、今後は、保育園建設やその他の区の目的のために、身近な小規模な公園をつぶすことはないと確約していただきたいがいかがですか。(Q1ー1)

 8月1日午前0時、区職員によって向井公園の外周に黄色い規制テープがぐるりと貼られたとき、区長も視察に来ておられたとのことでした。また、向井公園の整地完了時にも区長は見に来ておられたとのことですが、公園の閉鎖、更地化を見てどうお感じになったのでしょうか。区長の率直なご感想をお尋ねします。(Q1-2)

● どしゃぶりの中、区役所に呼びつける

 この夏に起きたことは単なる工事だけではなく、あきれる事件の連続でした。事業者を伴った向井公園の3回目の説明会のあと区側は住民の要望にもかかわらず「もう説明会は行わず、今後は近隣に戸別に説明していく」と宣言しました。そして、私が確認したところ担当課長は「近隣に戸別に説明を行ったあと工事に入る」といいました。しかし実際には、説明が終わっていないのに、解体工事に着手してしまいました。

 直前に説明に来ると約束していたお宅に対しては2時間前に突然キャンセルの電話が入り、他のお宅でも、日にちを調整して返事するといわれたのにいくら待っていても電話が来ない、メールをしても何日も返事が来ない、説明に来るという日の朝になっても時間と場所が決まらない、等々、住民は今も、毎日振り回されています。

 あるお宅には、部長がご挨拶にいらっしゃるというので待っていたが何の連絡もないまま、結局来なかったというお話までうかがいました。公務員のモラルとかいう以前におよそ社会人としての常識も通用しないと住民はあきれ返っています。

 まだあります。区が説明会を開かないというので、事業者との間で話し合いを持とうとすると、担当課長が人数制限をしたり、どしゃぶりの中、突然「今から区役所に来い」と住民をよびつけたり、あげく事業者に対して「説明会を行うな」と妨害するなど、民間対民間の話し合いにもかかわらず、区役所の緊急対策本部が住民と事業者を振り回して混乱を招きました。これは今も続いています。

 この区役所にはってある「5つ星の区役所」のポスターを見るたび私は「こんな当たり前の標語を掲げるなんて、職員さんたちに失礼だわ」とずっと思っていました。しかし、「まごころあふれるサービス」「プロ意識をもって仕事」どころか住民へ普通に連絡すらできない、最低限の礼儀も払えない職員さん、それも管理職の方が少数ではあれいらっしゃると知って、本当にがっかりです。

● ポスター貼ったら刑事が

 さらに公園の問題をめぐって、とんでもないことがありました。久我山東原公園の説明会でお聞きした発言です。ある方は、自分の家のへいに「公園をなくさないで」というポスターを貼っていたところ、写真を撮っている人がおり、とがめると「高井戸警察から来た」という刑事さんだったそうです。なぜ自分の家にポスターを貼っているだけで刑事が来るのでしょう。政策に異論をさしはさむと警察がやってくるとは、どこの独裁国家でしょう。

 もうひとりの方は、7月に区役所に要望書を出したところ説明会当日の朝「区議会で陳情が否決されたのに要望書を出すとは、議会制民主主義を否定するのか」と自宅まで複数の課長が来て責めたてたそうです。

 向井公園、久我山東原公園、井草地域区民センターの3カ所には、公園が閉鎖される2日前の7月30日に監視カメラがとりつけられました。廃止の直前であり、明らかに利用者の安全とは関係ありません。これらの行為は、皆、住民に対する脅しではありませんか。

● 台風の中、伐採を強行

 向井公園の樹木の伐採は、何を急いだのか知りませんが、大雨でも休まず遂行されました。8月22日は台風が接近する中、区は朝5時から防災無線でサイレンをならし大雨洪水暴風警報が発令されたので、不要不急の外出を避けるようにと区民に知らせました。まさか休工だろうと誰もが思っていたその日も、向井公園からチェーンソーの音が響きました。近隣の方が見にいくと、高所作業車で木の伐採を行っていたとのことです。1日を争うような作業ではないはず。作業員の方々にけがでもあったらどうするつもりだったのでしょう。また、隣接の保育園に木が飛んていく危険性もありました。暴風警報発令中の高所作業車による作業は労働安全衛生法違反ではないでしょうか。区は事業者に注意したのでしょうか。うかがいます。(Q1-3)

● 高円寺ではボーリング調査強行

 次に、高円寺で起こったことを話しましょう。高円寺小中一貫校の計画図面に関して今年1月、2月に行われた説明会のあと近隣の方のポストに図面が投函されました。これを見てはじめて家の前に巨大な校舎が建つことを知った住民がたくさんいたのです。隣接地にもかかわらず、そして、目の前に巨大な壁ができて日差しがほとんど遮られてしまうにもかかわらず、直接の挨拶が一度もないまま基本計画が決まってしまったことを知り、近隣の方々は驚きました。普通に考えて私たちが家に簡単な工事を入れるときでもご近所に事前のご挨拶をしてから始めます。しかし、ここでも担当者にはそういう常識はないようです。

 隣接住民の皆さんは、区との話し合いを求め、話し合いが始まりました。その途中、ボーリング調査が始まろうとしたので、ストップをかけ「近隣住民との話し合いがまとまるまでは、ボーリング調査には着手しないこと」を約束して話し合いを継続してきました。

 ところが、7月の説明会で区側は「とにかく時間がないのでボーリングをやらせてもらう」と宣言、8月半ばには近隣に「24日からボーリングを行う」とのちらしをポスティングしました。住民の方々は当然抗議しましたが、平行線。いよいよ24日からボーリングかと緊張が高まっていたところ、その裏をかいて、なんと前日の23日夕方に突然、高円寺中の敷地にボーリング作業用の資材を積んだトラックが入りました。

 地域住民が集まって抗議し「資材と車は撤収するよう」申し入れたところ「今日はもう会社が閉まっているので明日対処する」との回答を得ましたが、翌日になると担当課長は前言を翻し「撤収はしない」と回答、25日よりボーリングが開始されました。

● 自作自演

 住民が集まり抗議する場面の中でも驚くようなことが起こりました。ある区職員が突然携帯電話にむかって「痛い、痛い」と叫びはじめ、まわりにいた住民が「どうしたの」と手をかけたところ「痛い、つかまれています」と電話にむかって言ったそうです。警察の方々もかけつけ、ものものしい雰囲気の中です。目撃者がいなければこの職員の自作自演により暴行で逮捕されていたかもしれません。こんなことを区職員が行うなど、信じたくありませんが、事実です。

● ベンチも撤去

 また、この日、住民がボーリングについての話し合いのため東棟6階の教育委員会にいくと、前日利用したばかりのベンチ、通常区役所東棟の各階に置かれている3人がけのベンチ3本がなんと撤去されているのでびっくり。住民の方々は中高年、足の悪い人もいます。これはどういういやがらせでしょうか。こうした行為の数々、特に近隣住民との約束を破ってボーリングを強行したことについて、信義を破っても違法でなければいいというお考えでしょうか。所見を伺います。(Q1-4)

 公園にしても高円寺の件にしても、住民の方々は皆、行政を相手にしているんだから話せばわかってくれる、改善してくれると信じて対応しています。ところが、区の担当者は、住民を出し抜く、前言を翻す、普通の連絡ができない、監視カメラ、警察、あげくにベンチまで撤去する。いわゆる「悪徳業者」でもやらないようなえげつない行為の数々です。反対意見をもつ住民に対するこの仕打ち。民主主義とは正反対の言論封殺の行為であり、区長および当該職員のみなさんに猛省を促すものです。

 この間、たびたび「法的には問題ない」「法律は遵守している」との説明をききます。しかし、自治体がそれだけでいいのか。まして、これだけの不当な行いが住民に向けられています。違法すれすれです。いったい区長は違法でなければ何をしてもよいという認識なのか重ねてうかがいます。(Q1-5)

【2】施設再編整備計画について

 次に施設再編整備計画について伺います。私は5回の説明会すべてに参加しましたが、どの説明会も公園の問題などこれまでに起きた様々な問題で区に対する不信感を投げ掛ける声が多かったのが、3年前の計画策定の時とは全く違う様相であったと思います。説明会で出た意見も踏まえて質問します。

● 児童館は子どもの人格的発達を促す

 まず児童館について伺います。今回の改定では、公園の問題を経て、ますます、児童館をはじめとする子どもの居場所の廃止がクローズアップされてきました。

 ところで、児童館はなぜ必要なのでしょう。児童健全育成推進財団のホームページでは「児童館は子どもたちに遊びを保障します。遊びは、子どもの人格的発達を促すうえで欠かすことのできない要素であり、遊びのもつ教育効果は他で補うことができないといわれています」と述べています。すなわち児童館は単なるハコではなくて、館の存在そのものが子どもの人格的発達を促す積極的な働きかけをする事業であり、そのための専門的な施設なのです。このたびの改定案では「児童館の4つの主な機能」として「乳幼児親子の居場所」「小学生の放課後等居場所」「学童クラブ」「中高生の居場所」と書かれています。これらを他の施設に「継承」したところで、児童館そのものの機能の継承にはなりません。館がなくなってしまえば、本来の使命を果たすことはできなくなります。児童館の存続へと計画を変更すべきです。

● 向井公園をつぶし、隣の児童館も廃止計画

 改定案では向井公園が廃止されたばかりの下井草で、追い打ちをかけるように、向井公園の北側に接する下井草児童館の廃止が計画に追加されました。下井草自転車集積所は、区民が向井公園や区民センター緑地に代わる「保育園用地」として提案した場所。その時は「自転車が収容しきれなくなる」と拒絶しておきながら、プランを横取りして、しかも公園を奪われた子どもたちからさらに児童館も奪うためのツールにするとは、非道というほかはありません。

 下井草児童館の廃止については撤回し、学童クラブは現在の2箇所で継続すべき。自転車集積所については、遊び場112番とともに保育園用地として使い向井公園を存続すべきと考えます。見解をうかがいます。(Q2-1)

 また、下井草保育園の今後も心配です。この間、保育園の改築の際にはすべて民営化が行われています。将来、区立下井草保育園が改築になる場合に、隣地の向井公園に建設される予定の民間保育園との統合、またはこの民間事業者の運営に転換、あるいは委託することがあるのでしょうか。明確にお答え下さい。(Q2-2)

● 中央図書館の「さざんか教室」は移転を

 次に図書館について伺います。中央図書館の大きな課題は、書庫の不足であり、また、本来の床面積、特に地下のスペースなどが十分活用されていないことだと思われます。中央図書館2階にあるさざんか教室は、もともと南伊豆健康学園の代替として、一時的に図書館の会議室におかれているものです。教室に来ている子どもたちが狭い会議室で一日過ごすのもかわいそうです。適切な施設に移転すべきです。本計画において移転先を検討のうえ、明示してください。この点、見解を求めます。(Q2-3)

● 図書館のスリム化、コンパクト化?

 また計画案では23区中1位の誇るべき蔵書規模を「適正化」すなわち削減し、施設の縮小を図ると書かれていますが、これは時代に逆行しています。特に地域館のスリム化、コンパクト化、複合化という点が非常に心配です。「図書館サービス基本方針」に従い「楽しい交流空間」を実現するというのは結構ですが、サービス基本方針の3本柱の1は「学びの場」、2は「知の共同体」、そして3が「楽しい交流空間」なのです。資料をしっかり所蔵し区民の用に供することが図書館の使命なのであって、「楽しい交流空間」という言葉だけを取り出して会議室等との複合化を正当化することは基本方針の理念にも反しています。永福、高円寺図書館の移転先は学校や体育館の跡地と書かれているのですから、この際、図書館の床面積を今よりも拡大し、書庫をしっかりと確保するよう求めます。見解をお示しください。(Q2-4)

● 高円寺小中一貫校計画、教育環境の悪化

 次に、高円寺小中一貫校についてです。さきほど述べたように、高円寺中学1校の敷地に3校を統合するという大変無理なことが計画されています。教育環境としても疑問の声が上がっています。環境が悪いため9年間二重窓にエアコンで過ごすこと、校庭が狭く北側校庭のため、校庭が影になり、乾きにくいこと、北側の教室が多くなることなどなど、多くの問題が指摘されています。

 住民と区の話し合いでは、北側教室でも問題ないとの区の説明に対し、それでは実際にそういう例があるのか示してほしいとの声があがりました。どう考えても日のあたらない北向きの教室で一日中子どもたちが過ごすことが心身の成長にとってよい環境とはいいがたいのではないでしょうか。そこで伺いますが、北側教室で9年間過ごした例が他地域であるでしょうか。また、あるとすれば、その場合の心身の健康に対する影響はいかがだったかお示しください。(Q2-5)

 この小中一貫校については、私は一貫校の必要性も有効性もないと思いますが、どうしても小中一貫校にしたいのであれば、校舎分離型で杉四小の校地を活用したものにすればよいと考えます。

● 公園がつぶされた地域で説明会を

 さて施設再編計画の、どの説明会でも聞かれたのが、なぜ井草と高井戸の地域センターで説明会が行われないのかとの疑問でした。公園をつぶされて保育園用地とされた下井草と久我山を含む地区です。これだけ区民生活に直結する計画でありながら7地区で平等に説明会が行われないのは不当なことです。そこで、再編計画の説明会を井草・高井戸地域で行わなかった理由をうかがいます。また、この2か所については、早急に追加で説明会を行うべきと考えるがいかがですか。見解を求めます。(Q2-6)

● 区民参画による計画策定を

 説明会の中では、多数の方から、「この場での意見がちゃんと反映されるのか」という疑問とともに「パブコメが集まった段階で、10月にでももう一度説明会を開いてほしい」との意見もありました。

 計画の策定段階から区民を参画させるべきというしごく当然のご意見も出ました。また、計画策定に有識者は参画していたのかという質問に対して区役所内部のみの検討により決まったとの答えに対しても驚きの声が上がっていました。

 そこで伺いますが、身近な施設の統廃合にかかわるこの計画は区民参画により策定すべきであるにもかかわらず、区がそうしなかった理由は何なのでしょうか。また、第二次プランでは有識者・区民の参加による公開の審議会を当然にも開催すべきと考えますがいかがか。(Q2-7)

 去年の第二回定例会でも指摘したように、他区の例では公開の審議会をもって施設の計画を検討したところがあります。杉並区でできないことはありえません。

● 住民自治と民主主義の回復を

 本日、縷々申し上げたとおり、杉並区では区民に対し、一部の職員により、信じられないような非礼な対応、合意を待たずに見切り発車で進めるといったことがまかり通っています。区長と区役所の一部の幹部は、杉並区のオーナーは区長であり、独断で区政を進めるのが当然だと勘違いしているのかもしれません。他の議員からの質問のあった問題ですが、都知事選で区長が支持した増田ひろや氏の突然の顧問職就任はその象徴です。選挙で選ばれた区長は何をしてもいいんだと、もし区長が思っておられるならそれは大きな間違いだし、これからも大きな反発を受けることになるだろうと申し上げます。

 そして、区民のみなさんによびかけます。区政の主人公、区政のオーナーは区民の私たちです。ともに連携しながら杉並区の住民自治と民主主義を回復いたしましょう。杉並の自治は神話ではないことを証明しようではありませんか。質問を終わります。

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